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qan: savi Order Event / Yasuko Ozeki Ceramics Exhibition
May 30, 2015 (Sat) – June 7 (Sun)
qan:savi 在店日 :5月30日(土)・31日(日)・6月6日(土)・7日(日)
小関康子 在店日 :5月30日(土)・31日(日)
5月29日(金)は準備の為休み。
qan:savi:稲井 浩志 HIROSHI INAI
1970.5.3 香川県高松市生まれ
1989.3 松山北高校卒
1993.3 甲南大学卒
家電販売店、インテリア雑貨ショップの勤務を経て
2009.10 qan:saviとして手縫いで革の作品作りをはじめる
現在、個展や企画展を中心に全国で活動中
今展ではqan:saviさんの革のBAGや財布等、作品を展示して
革の色と縫い糸の色の組み合わせをお客様ご自身で選んでオーダーしていただき
制作後、お客様にお渡しするという「受注販売会」となります。
qan:saviさんは上質なイタリアンレザーを素材にBAGや財布などを
ロウ引きの麻糸で手縫いで制作しています。
‐作家より‐
自分で使いたいもの、こんなのがあれば良いのにというものをカタチにしています。
パターンを引き、革包丁で裁断し、下処理をして、手縫いで縫い上げ、コバを磨く。
すべての行程を一つ一つ手作業で仕上げています。
自然の中で育まれてきた一枚一枚個性の違う大切な革ですのでその表情を生かしています。 大量に製作はできませんがそれぞれが一点モノという想いで一針一針心を込めて制作しております。
やがて土に還る上質な天然の素材を選び、できるだけその素材を生かすよう過剰に手を加えることなく、何が必要で何が必要でないのかを考え、使う人の所作や佇まいが美しく見え、使うほどに深まるキズや色の変化や光沢などの味わいを想像しつつ、今の気分を大切に「感じるモノ」を作りたいと思っています。
qan:savi HP http://www.qansavi.com/#id1
Hiroshi Inai , Designer at “qan: savi” Hand-Made Leather Goods Studio
1970.5.3 Born in Takamatsu city, Kagawa Prefecture
1989.3 Graduated from Matsuyama Kita High School
1993.3 Graduated from Konan University
2009.10-current
Worked as an electronics retailer within an interior shop, started creating
hand-made leather goods at qan:savi
Actively doing solo exhibitions all over Japan
– Message from Hiroshi Inai –
I create what I want to use in daily life or what I wish to have.
Making patterns, cutting leathers by knife, doing base preparations, sawing the pieces,
and polishing their edges…I do all of these processes by hand.
I cherish each piece of leather, born from nature, because each one is different,
having its own character.
My hand made leather goods cannot be mass manufactured, because I put my entire heart into each stitch as I pass the needle through the leather, one knit after the other.
I select high quality natural leathers that will eventually return to the soil, not adding anything and keeping them as original as possible, thus taking advantage of the raw material. I consider both what is necessary and unnecessary, imagining how my product will add beauty to its owner when he moves with it, as deeper notes will appear on the leather with the addition of blemishes, color changes or a deepening of the gloss as it is being used.
My motto is: Cherish the Moment and create “Things with Feelings.”
愛知県の小関康子さんからは象嵌や線刻の装飾を施したマグカップや鉢、花器等
約200点を展示販売いたします。
小関 康子
1968年 広島市に生まれる
1989年 名古屋工業大学工学部 社会開発工学科卒業 設計事務所 勤務
1995年 愛知県窯業高等技術専門校 入校
1996年 愛知県窯業高等技術専門校 卒業 瀬戸市内にて作陶開始
轆轤を使って成形した器にミシン針を手に持ち、1本1本緻密な線を彫り
その小さな隙間を埋めていく。
半磁器の温かな手触りに象嵌や線刻の繊細な文様。
たくさんの時間を注いで、完成した器は
どの角度から見ても本当に美しい。
Potter : Yasuko Ozeki
1968 Born in Hiroshima
1989 Graduated from Nagoya Institute of Technology,
Department of Social Development Engineering, worked at a design office
1995 Entered Aichi Ceramics Technical College
1996 Graduated from Aichi Ceramics Technical College,
started pottery-making in Seto city
Inscribe a single dense line on the vessel using the potter’s wheel,
filling the small gap by adding lines by the needle.
A warm texture of semi-porcelain, with delicate inlaid patterns incised on the surface.
A lot of time was poured into the completion of the vessel.
It is truly beautiful when viewed from any angle.
器の形状や装飾は、とてつもなく長い時間をかけて
その仕事に携わってきた人々が生み出してきたものです。
ほぼ斬新などと言われるものは無いのかもしれません。
そんな時代に、ひとりの作り手が成せることとは。。。
真似ることからはじまるけれど
モノが内包する美しさを
一度自分の中で噛み砕き
完全に消化し
新たな自分の表現へとつなげていく。
「模写からの脱却」ともいえるでしょう。
子供が大人へと成長し、さらにもっともっと年を重ねていくように
作るものにも変化が起こり、やがて熟成してくる時がきます。
安部太一さんの作品も今、他に比類ないものへと
成熟しはじめているのだと思います。
*4月25日(土曜日) 作家在廊
Taichi Abe Art of Pottery http://taop410.com/
*4月24日(金曜日) 準備の為、店休日となります。
Taichi Abe – Shimane , Japan –
Pottery Exhibition 2015 April 25th-May 6th
Pottery’s exquisite shapes and intricate designs are created over
an incredibly long time in the progression of this artist’s work.
There may be nothing totally original in this world…
Every creation starts as a replication of something else.
But once we chew upon the beauty of things and digest them well,
we can make them into original pieces with a completely new expression.
It is a total reformation from replication into innovation.
Just as children age and mature into adulthood,
art also refines itself through a long process.
Taichi Abe’s work is even now developing into something unparalleled
and wholly unique.
今年のイベント予定です。
詳細は随時アップいたします。
若干スケジュールが変更になる場合もあります。
ご了承くださいませ。
・酒器と土味のうつわ展 2月21日(土曜日)- 3月8日(日曜日)
参加作家 : 木村勲(埼玉) 鶴野啓司(栃木) 松村英治(愛知)
・安部 太一 陶展 4月25日(土曜日)- 5月6日(水曜日)
・小関 康子 qan:savi 5月30日(土曜日)- 6月7日(日曜日)
・夏展 7月18日(土曜日)- 8月9日(日曜日)
・田鶴濱 守人 陶展 10月3日(土曜日)- 12日(月曜日)
・Livingstone 展 11月14日(土曜日)- 23日(月曜日)
・オクリモノ展 12月5日(土曜日)- 25日(金曜日)
焼き物を仕事としている人達からよく聞く言葉がある。
「作ったもんを見れば、その人が見えてくる。」
その言葉を借りると個展というものは
実にドラマチックな場でもある。
注文ではなく、本人が作りたいものを・・・
見てほしいものを・・・
選んで出展しているのだから。
その時の自分をまるまるさらけだしていることになる。
少々恥ずかしい部分もあるに違いない。
けれど器を見る側、使う側にとっては
作り手の「素」の部分を垣間見れるという
この上なく楽しめる機会でもある。
賞賛も批判も作り手にとっては
ある意味モチベーションのひとつになっているはず。
大いに期待して今個展を楽しみたい。
*9月20日(土)・21日(日) 作家在廊