オクリモノ展 12月2日(土)-24日(日) *月曜日:休店日
12月1日(金):準備の為、お休み
陶、漆器、革、帆布BAG、キャンドル
手仕事から生まれる様々なモノ
大切な人へ、自分自身へ・・・
素敵なオクリモノ探しに来てください。
・稲村真耶 (磁器/滋賀)
磁器土に少し陶土を加えると、石の跡や鉄点、古物のような色合いがあらわれ、柔らかな印象に感じます。
手持ちの器ともしっくり馴染みやすく、磁器特有の丈夫さもあります。
日々自然と手に取っている、そんな器量の良さも魅力的。
・小関康子 (陶/愛知)
象嵌や線刻という精緻な技術が要求される装飾に独自のモダンなフォルム。
多くの時間をかけて生まれる作品はどの角度から見ても美しい。
・蜂谷隆之 (漆器:栃木)
漆器を使うと、背筋を少しピンとさせたくなります。堅苦しいわけではありません。
漆という素材と端正な形が自然とそうさせてくれるのだと思います。
そして、今回は普段なかなかお目にかかれない重箱も予定しています。
内側に錫を蒔いた、黒とシルバーのコントラストが美しいお重。和洋どちらにもどうぞ。
・Freak made. (帆布&革BAG/愛媛)
帆布 x Leather + FreakでBAGを中心に製作。*Freak:気まぐれ、反して熱狂者という意味。
日々変わる趣味嗜好など楽しく気ままに表現していきたいという思いを込めて。
・Nuri (キャンドル/福岡)
福岡生まれの福間乃梨子さん。
自然から受けるインスピレーションを蝋燭に込めるように制作するキャンドル作家。
オリジナルブレンドのアロマの香りと火を灯して照らされる特別な空間。
「心地よい時間」のプレゼント、いかがでしょうか。
「6種のワックスとエッセンシャルオイルで作るハンドメイドキャンドル」(文化出版局)
「鉱物キャンドルのつくりかた」(辰巳出版)
など著書多数。
・qan:savi (革/愛媛)
愛媛/松山在住 稲井浩志
イタリアンレザー(BADALASSI CARLO)を素材にBAG、財布など
蠟引きの麻糸を用い、全て手縫いで制作。
それは機械で作られたのかと見間違うほどの美しい仕上がりです。
機能性も併せもつ上質な使い心地をお楽しみくださいませ。
qan: savi Order Event / Yasuko Ozeki Ceramics Exhibition
May 30, 2015 (Sat) – June 7 (Sun)
qan:savi 在店日 :5月30日(土)・31日(日)・6月6日(土)・7日(日)
小関康子 在店日 :5月30日(土)・31日(日)
5月29日(金)は準備の為休み。
qan:savi:稲井 浩志 HIROSHI INAI
1970.5.3 香川県高松市生まれ
1989.3 松山北高校卒
1993.3 甲南大学卒
家電販売店、インテリア雑貨ショップの勤務を経て
2009.10 qan:saviとして手縫いで革の作品作りをはじめる
現在、個展や企画展を中心に全国で活動中
今展ではqan:saviさんの革のBAGや財布等、作品を展示して
革の色と縫い糸の色の組み合わせをお客様ご自身で選んでオーダーしていただき
制作後、お客様にお渡しするという「受注販売会」となります。
qan:saviさんは上質なイタリアンレザーを素材にBAGや財布などを
ロウ引きの麻糸で手縫いで制作しています。
‐作家より‐
自分で使いたいもの、こんなのがあれば良いのにというものをカタチにしています。
パターンを引き、革包丁で裁断し、下処理をして、手縫いで縫い上げ、コバを磨く。
すべての行程を一つ一つ手作業で仕上げています。
自然の中で育まれてきた一枚一枚個性の違う大切な革ですのでその表情を生かしています。 大量に製作はできませんがそれぞれが一点モノという想いで一針一針心を込めて制作しております。
やがて土に還る上質な天然の素材を選び、できるだけその素材を生かすよう過剰に手を加えることなく、何が必要で何が必要でないのかを考え、使う人の所作や佇まいが美しく見え、使うほどに深まるキズや色の変化や光沢などの味わいを想像しつつ、今の気分を大切に「感じるモノ」を作りたいと思っています。
qan:savi HP http://www.qansavi.com/#id1
Hiroshi Inai , Designer at “qan: savi” Hand-Made Leather Goods Studio
1970.5.3 Born in Takamatsu city, Kagawa Prefecture
1989.3 Graduated from Matsuyama Kita High School
1993.3 Graduated from Konan University
2009.10-current
Worked as an electronics retailer within an interior shop, started creating
hand-made leather goods at qan:savi
Actively doing solo exhibitions all over Japan
– Message from Hiroshi Inai –
I create what I want to use in daily life or what I wish to have.
Making patterns, cutting leathers by knife, doing base preparations, sawing the pieces,
and polishing their edges…I do all of these processes by hand.
I cherish each piece of leather, born from nature, because each one is different,
having its own character.
My hand made leather goods cannot be mass manufactured, because I put my entire heart into each stitch as I pass the needle through the leather, one knit after the other.
I select high quality natural leathers that will eventually return to the soil, not adding anything and keeping them as original as possible, thus taking advantage of the raw material. I consider both what is necessary and unnecessary, imagining how my product will add beauty to its owner when he moves with it, as deeper notes will appear on the leather with the addition of blemishes, color changes or a deepening of the gloss as it is being used.
My motto is: Cherish the Moment and create “Things with Feelings.”
愛知県の小関康子さんからは象嵌や線刻の装飾を施したマグカップや鉢、花器等
約200点を展示販売いたします。
小関 康子
1968年 広島市に生まれる
1989年 名古屋工業大学工学部 社会開発工学科卒業 設計事務所 勤務
1995年 愛知県窯業高等技術専門校 入校
1996年 愛知県窯業高等技術専門校 卒業 瀬戸市内にて作陶開始
轆轤を使って成形した器にミシン針を手に持ち、1本1本緻密な線を彫り
その小さな隙間を埋めていく。
半磁器の温かな手触りに象嵌や線刻の繊細な文様。
たくさんの時間を注いで、完成した器は
どの角度から見ても本当に美しい。
Potter : Yasuko Ozeki
1968 Born in Hiroshima
1989 Graduated from Nagoya Institute of Technology,
Department of Social Development Engineering, worked at a design office
1995 Entered Aichi Ceramics Technical College
1996 Graduated from Aichi Ceramics Technical College,
started pottery-making in Seto city
Inscribe a single dense line on the vessel using the potter’s wheel,
filling the small gap by adding lines by the needle.
A warm texture of semi-porcelain, with delicate inlaid patterns incised on the surface.
A lot of time was poured into the completion of the vessel.
It is truly beautiful when viewed from any angle.
白い器に施される三人三様の繊細な装飾。
作り手のディテールへの美意識が新たな魅力を与えていkます。
「シンプル」だけにとどまらない飽くなき挑戦が私達の食卓を
また楽しくさせてくれることと思います。
参加作家
小関康子(愛知)
勝部亮一(愛媛)
川口武亮(佐賀)