2018年9月

2018.9.15
角掛政志:注ぐ器。耐火土瓶・ポット・醤油差し


古くから窯業地として知られている愛知県常滑市。
港から続く昔ながらの細い道路の奥に角掛さんの工房はあります。


伺ったのは4月。春ですか、まだ少し肌寒さも残る頃で
工房内ではストーブがたかれていました。
「ま、こちらへどうぞ」とおっしゃられて、作業場にあるテーブルにつくと
目の前にとんと置かれたのがこちら。
え、これは? 

ストーブにかけられていたのは、この大きな土瓶だったようです。
トクトクと注がれる姿もおおらかで、見ていても温かな気持ちにさせてくれます。
何より、、土瓶で煎じられたお茶のまろやかなこと!! 
一目、ひと口で!土瓶好きになってしまいました。


昔から常滑で製造されていた急須に土瓶。
角掛さんの手に掛かるとこんなにもモダンなデザインに。
取手の金属部分も木製部分もすべて角掛さんのお手製です。

・耐火土瓶A W20(注ぎ口を含む)×D16×H14cm (取っ手を含む高さ:22.5cm)
*容量:8分目で約660cc



・耐火土瓶B W20(注ぎ口を含む)×D16×H14cm (取っ手を含む高さ:22.5cm)
*容量:8分目で約660cc


我が家では角掛さんのポット、ふたつ愛用中です。
ひとつは珈琲を淹れるために、もうひとつは緑茶やほうじ茶用に。

茶漉しの穴もかさつくことなく、丁寧に作られていますので茶葉がひっかからず、とても洗いやすくなっています。
さらに蓋にも使い手に優しい工夫が。
蓋の下部分、本体と合わさるところは長めに作ってあるので、注ぐ時にしっかりと安定させることができます。
そしてもうひとつ大事なこと。
毎回届けられるポット、定番ではあるのですが、少しーずつ形が違っています。
蓋につまみがあったり、なかったり。丸みを帯びていたり、シュッとした印象だったり。

けれど基本的なところは全部共通しています。
「細部までこだわりがあり、水キレもよく、形も美しい。」
それが、角掛政志さんの作るテッパンのポット。

今回ご覧いただいて「これだ!」と思われた方は是非どうぞ。
・鉄釉ポット 大 W18(注ぎ口と取っ手を含む)×D12.5×H11.5cm
*容量:8分目で約670cc ほど(写真右)
・鉄釉ポット小 W15.5(注ぎ口と取っ手を含む)×D11×H10cm
*容量:8分目で約430cc ほど(写真左)


・艶黒釉醤油さしA 容量:8分目で70cc
醤油さし:W7.8(注ぎ口を含む)×D5.8×H8cm
受け皿:Φ9×H1cm


・艶黒釉醤油さしB 容量:8分目で70cc
醤油さし:W7.5~8.5(注ぎ口を含む) × D5.5~6 × H8.5cm
受け皿:Φ8.5×H1~1.5cm

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いつもは12月でしたが、、今回はちょっと早めに届けてくださいます。
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うつわSouSou | 2018年09月15日 (土) | CATEGORY : 角掛政志 お料理道具 2018年 個展・企画展TRACKBACKS : (0)