2018.1.16光藤佐:口紅粉引飯碗と白磁鎬蕎麦猪口
食器の中で飯碗は、ちょっと特異な存在だと思うことがあります。
食べる時に、毎回手に持つ器だからです。
人が集まる時のおもてなしでは、特別な飯碗を用意することがありますが
日常の食卓では多くの方がご自分だけの飯碗を持っていらっしゃることでしょう。
子供の頃から、ひとりにひと碗。
長く使っていたものを変えた時など、少しとまどいを感じることがありますよね。
でも不思議なことに、、
新たに使い始めたおちゃわんは、そのうち少しずつ違和感がなくなっていき、馴染んでいきます。
手の感覚は、自分好みの飯碗を選ぶ時の基準のようなものを育てているのでしょうね。
大きさ、形、色、重さ、手触り、箸あたり(お箸が器にあたる感触)・・・
どれが一番大事な「選ぶ要素」となるのか、それは人によって様々。
じっくりと好みの飯碗を選んでみませんか?
細かく入った貫入が美しい光藤佐さんの粉引口紅飯碗。
箸あたりも良く、しかも土ものらしい飯碗をお探しの方におすすめです。
口縁全体ぐるりと縁取りするのではなく、「書」にも通じるようなリズムのある線。
それは鉄によるもので、釉薬とまじわり、わずかな滲みが作られます。
白く艶やかなご飯がよそおわれた時、その縁どりは小気味よいアクセントになりますよ。
さっくりと柔らかそうに見えますが、カラリと焼けていることが触ってみるとよく分かります。
さらに器を両手ですりすりしてみると、迷いのない轆轤や削りのあとも感じられますよ。
・粉引口紅飯碗 大 ¥4,500 Φ12×H6cm
・粉引口紅飯碗 小 ¥4,000 Φ11×H5.5cm
やや小ぶり。
鎬の入れ方・口縁や底のつくり、、すべて玄人好みな!!蕎麦猪口。
10年以上使い続けていているのですが、今なおまったく飽くことがない大好きな蕎麦猪口です。
・白磁鎬猪口 ¥3,000
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(飯碗と蕎麦猪口、こちらは未掲載ですが、随時UPしてまいります。もうしばらくお待ちくださいませ。)
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