2017.9.22松村英治:焼締の器
松村さんの焼締のうつわ。
素焼きのあと丁寧に研磨、本焼き後にさらに研磨・・・
「焼締の器を楽しんで使って欲しい。」との思いから
焼成と磨きを重ねてしっとりとした器肌に仕上げています。
炎と土から生まれる窯変が美しく、シンプルなフォルムの作品。
・焼締7寸半鉢 ¥4,500 (taxin \4,860) 約Φ23.5×H7.5cm
「焼締の器に憧れはあるものの、普段の食卓で使いこなせるかどうか、、。」
確かに無釉の器の中には、予備知識ゼロで使い始めると失敗することもあります。
けれど、ほんの少し器を気遣うことで、数年後の表情は格段に変わってきます。
それは数ある焼き物の中でもぐんを抜いていますし、焼締でしか得られない強さや美しさでもあります。
新鮮なお野菜はよりみずみずしく、焼き色のついたお魚やお肉はより香ばしく・・
焼締の器を普段に取り入れていただくと、食卓の景色までも変わってきますよ。
では。 まずおさえておくべきポイントをいくつかご紹介いたします。
・器を十分に水に浸し、吸水させた後、表面の水気を拭きとり、お料理を盛りつけてください。
これは色染み、匂い移りしにくくするためなのですが、 器が濡れることで
よりいっそう艶やかにみせてくれるという理由もあります。
また使いはじめの最初の頃は、なるべく油分や匂いの強いもの、お汁の濃いものは
避けていただいた方が急激な色染み、匂い移りを防ぐことができます。
・でも、ここで大事なのは、多少の油のシミができても、匂いがついても気にせず
もっともっとさらに使い込んでいただくということ。
そうして何度も使っていただいているうちに、器は落ち着いてきます。
・ご使用後は通常通り洗っていただき、水気を拭きとって完全に乾いてからお片付けくださいませ。
長期間、棚の中にしまいこんで置くのはあまりおすすめいたしません。
経験上、やはり適度に使っていただくのが一番良いと感じています。
・焼締5寸皿 ¥2,000 (taxin ¥2,160) Φ15.5×H2.5~3㎝
お料理教室h.motifsさんで使っていただいている5寸半鉢。
この日は熱々のネギ油を最後にまわしかけてジュウっと香りをたてたワンタン!
和食だけじゃないですよ、中華だって似合うんです。
この器はもう何年もお使いいただいているのですが、拝見するたび、さらに素敵に育ってきていて
教室に参加している私には密かな楽しみなのです。
・焼締5寸半鉢 ¥2,500 (taxin ¥2,700) Φ16×H5㎝
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