2017.10.13川口武亮:粉引/灰釉粉引 のうつわ
有田の川口さんから粉引/灰釉粉引 のうつわ:6アイテム入荷しました。
柔らかさ、温かさを感じる粉引。 お使いはじめに一晩、水に浸してからお使いください。
・粉引鎬マグカップ \3,200 (taxin \3,456) φ8.5×h8cm 取っ手含む幅:11.5cm
・灰釉粉引筒マグカップ \3,500 (taxin \3,780) φ9×h8cm 取っ手含む幅:11.5cm
・粉引輪花4寸皿 \1,800(taxin \1,944) φ13×h3cm
綺麗なビードロ
・灰釉粉引輪花4寸皿 \2,000(taxin \2,160) φ13×h3cm
使い勝手の良い楕円小鉢
・灰釉粉引たわみ小鉢 \2,700(taxin \2,916) 12×13××h5cm
・三島筒鉢 \3,200(taxin \3,456) φ13×h3cm
・三島について
李朝初期頃、朝鮮で作られていたのが「三島」。
その頃は三島という呼び名はありませんでした。日用雑器として
たくさん作られ、人々の間に広まっていたとされています。
この装飾の生まれは、献上するための絢爛なものとは無縁ともいえるでしょう。
ひとつひとつの印は花や波線・連珠など極々身近に連想される模様を
さらに簡素化したもので構成されているところ、、、
当時の暮らしを象徴しているように思います。
それらが日本へと伝わり、侘茶の文化が熟成しつつある室町後期には
茶人達によって「素朴な美」として謳われはじめました。
三島と名付けられたのもこの頃です。
もともと食べるための道具であり、茶碗として使われることなど
想定していなかったもの。
それから、現在にいたるまで。
時がめぐりめぐって、若い作り手さんもこの三島を生活雑器ととらえて
関心を寄せ始めているということ。
私たちも李朝後期と同じく、食べ物を盛る器として「三島」をみはじめたこと。
茶人達が見いだしたものを、また新鮮なものとして感じられるのは
今の時代を反映しているんじゃないかとも・・・思うのです。
三島の器を使われる時に、そんな長い歴史について(そんなに詳しく
書けてませんが・・・)思いをよせるのも面白いかもしれません。
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