お料理を盛って

2019.12.20
蜂谷隆之:漆 /錫蒔きの長角重

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お重箱、使われていますか?
実家以外では、なかなか見られなくなったのがお重かもしれません。
私自身「お正月に使うハレの道具」という印象で、その時以外はしまっておくものと思っていました。
お節料理を盛った時の華やかさとはまた違う、器としての魅力を同時に併せ持っているのが
蜂谷隆之さんの長角型のお重です。


まだまだ、お重に詰めていく作業も慣れていないので小さなぐい呑みや豆鉢をいろいろ使っています。
こんなふうに試行錯誤しながら少しずつコツをつかみ、ある時ふと!新たな使い方を発見して嬉しくなる。
そういう出会いが、このお重を使う楽しみのひとつにもなっています。




隙間があっても、錫のシルバーのおかげで違和感がありません。



お重のサイズに合わせて切った葉ランやクッキングシートで仕切りを作ります。
形が崩れにくいものから盛ると良いらしいのですが
頭で想像しているより、実際はもっともっと難しく・・・。
それでも少しずつ箱の中が埋まっていくと、次第にテンションも高まり、完成が待ち遠しくなります。

 
鍋料理にも◎


鮮やかなサンドイッチ、おにぎり等もギュギュと詰めればカジュアルな装いになります。
お正月の前、クリスマスにはローストビーフを野菜と一緒に盛るのも素敵ですね。


お呼ばれしてお料理を持ち寄るという機会があったのでその時のことをお話ししたいと思います。
まず。蓋があるので持ち運びが便利。
さらに。「蓋を開ける」という動作が何やらとても特別感を醸し出してくれます。
一番いいなと感じたのは、お重がそのまま華やかな器として使えるということ。
丸いお皿や鉢、長皿、角皿、角鉢、いろんな器が並ぶなか、長方形の箱がある食卓は変化がついて面白い。
これはやはり蜂谷さんならでは!
最後に。伺ったおうちで盛り付けしなくてもいいし、帰りもそのままさらっと持って帰れます。
 



・長角二段重  黒/あずき 各W31×D18×H15cm
(*1段分の高さ 外側:7cm/内側:5cm)


・長角三段重 黒 W31×D18×H22cm
(*1段分の高さ 外側:7cm/内側:5cm)


木地にあすなろの木を使い制作。
地の粉(焼成珪藻土)を漆に混ぜて作られるマットで硬質なテクスチャ。
少し離れた場所から眺めてみると、モダンな近代建築のように見えます。


「屋根のひさしもちゃんとあって、家の形になっているんです。」
蜂谷さんに伺ってみると、やはり「建物」からデザインされたのだそうです。
蓋の上面は五角に面がとられ、見る角度によって様々な陰影を作ります。
お重として蓋をしている時は、シックで慎ましやかな印象。
ですが、蓋を開けてみると。。。
深みのあるマットな黒とシルバーの絶妙なコントラストに
驚かれることでしょう!!



刷毛のあとが少しのこるほどに漆を塗った後、錫を蒔き
さらに漆を塗り重ねていくことで生まれる表情豊かな銀色。
和洋を問わず、どうぞお楽しみくださいませ。

漆器:ご使用方法について
・漆製品は抗菌作用がありますので水洗いか、ぬるま湯で洗っていただくので十分です。
 油汚れ等、落ちにくい汚れがある場合は柔らかいスポンジと中性洗剤で洗ってください。
・洗った後は、柔らかい布で拭きあげてください。
・直火、電子レンジ、オーブン、食器洗浄・乾燥器でのご使用はしないでください。
・保管される時は、直射日光があたらないところに置いてください。

シンプルなデザインで上質な漆器を制作されています。
「お料理を盛る、洗う、拭きあげる。」
これを繰り返すうち、漆独特の透明感のある艶が増してきます。
ゆっくりと年月をかけて育っていく器は
やがて宝物のような存在になっていることでしょう。

蜂谷隆之
1970年 神奈川県横浜市生まれ
1993年 輪島 瀬戸国勝氏に師事・宮口一男氏に師事
2003年 千葉県栄町にて独立
2006年 栃木県益子に移住
2018年 静岡県河津町に移住

12月21日(土曜日) 午前9時より、蜂谷隆之さんの作品、オンラインショップにアップいたします。
作品一覧ページ内:左欄→作家名から探す→蜂谷隆之 よりご覧になってください。↓
・蜂谷隆之

12月21日 午前9時になりますと、作品がアップされます。

それまでは掲載されておりません。

 

うつわSouSou | 2019年12月20日 (金) | CATEGORY : 蜂谷隆之 お料理を盛って 2019年 個展・企画展TRACKBACKS : (0)

2019.12.18
Donghee KIM / 金東希 フュージング ガラス

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今年3月に富山のガラス工房で出会ったキムドンヒさん。
韓国の美大在学中
お父さまの転勤をきっかけに日本で語学を学び、日本の美大へ進学されました。
韓国のポジャギを思わせる色合わせでフュージング ガラスを制作されています。


粉状の色ガラスや棒状のガラスを並べて
様々な板ガラスを作ったあと、
それらを切って並べて再度加熱して吹きガラスの竿に巻き付けます。
筒状になったガラスの先を閉じて、そこから吹いて成形します。
フュージングとロールアップ、ふたつの技法が用いられています。

 
 



朝の光、夕暮れ時、部屋の灯り・・
光によって表情を変えるのがガラスの魅力でもあります。
想いのままに色を紡いだガラスには柔らかさや温もり、奥行を感じます。
 

POPな長皿に鯛の昆布締め。テーブルがグッと華やかになります。
 
 
上手くいかなかった切れ端はオリーブオイルとハーブで和えました。

 

 

Donghee KIM / 金東希
1989 韓国晶原市生まれ
2013 第二回そば猪口アート公募展 優秀賞 
2014 神戸芸術工科大学 卒業
    武蔵野美術大学大学院 入学
    第53回日本クラフト展 入選
2016 武蔵野美術大学大学院 卒業
    富山ガラス工房 所属
2018 第57回日本クラフト展「U35賞」

 
ドンヒさんのガラス オンラインショップはもう少しお待ちくださいませ。
    

 

 
うつわSouSou | 2019年12月18日 (水) | CATEGORY : Donghee KIM お料理を盛って 2019年 個展・企画展TRACKBACKS : (0)

2019.11.4
杉村徹 小関康子 オンラインショップ 11月7日22時スタート

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杉村徹 小関康子 二人展 オンラインショップについて

11月7日(木曜日) 22時より、オンラインショップにアップいたします。
作品一覧ページ内:左欄→作家名から探す→・小関康子、杉村徹  
よりご覧になってください。↓
杉村徹:https://utsuwasousou.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1514044&sort=n
小関康子:https://utsuwasousou.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1513981&sort=n

11月7日 22時になりますと、作品がアップされます。

それまでは掲載されておりません。

 

杉村徹 木工

木目、カタチ、質感を感じイメージを決めずに手を動かしていく。
一彫一彫ノミを入れた作品は愛くるしく 生き物のような温もりを感じる。
木と対話した自由な造形と代表作であるスツール、壁の棚も
ご覧になって下さいませ。
 
小関康子 陶磁器
ミシン針を使い、器に線を彫る線刻。
彫った溝に色土を埋め込んでいく象嵌。
細部にわたって施した緻密な文様と
新しい形との調和。
手をかけ、考え、また手をかけていく。
ますます奥行の感じられる作品が届きます。

ストイックでマニアックなおふたりの作品、ご覧いただければ幸いです。


お料理教室 h.motifs さんで使っていただいているくるみの長角皿。
絶妙な縦横サイズ!




 


 

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うつわSouSou | 2019年11月04日 (月) | CATEGORY : 小関康子 杉村徹 お料理を盛ってTRACKBACKS : (0)

2019.10.1
石岡信之:個展作品 オンラインショップ始まりました

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こちらでの告知が遅くなり大変失礼いたしました。
石岡信之個展作品 オンラインショップにアップいたしております。
作品数が少なくなっており恐縮ですが、ご覧いただければ幸いです。

石岡信之オンラインショップはコチラ


白ふくふく8寸鉢にパッケリ蛸と舞茸トマトソース


内子町産シャインマスカット




↓こちらの器はすべて完売しております。ありがとうございます。


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うつわSouSou | 2019年10月01日 (火) | CATEGORY : 石岡信之 お料理を盛ってTRACKBACKS : (0)

2019.8.25
眞喜屋修 8/26よりオンラインショップに作品UPいたします。

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眞喜屋修さんの作品を826月曜日 22時より、オンラインショップにアップいたします。
*準備の為、明日の22時まで掲載されておりません。ご了承くださいませ。
作品一覧ページ内:左欄→作家名から探す→・眞喜屋修 よりご覧になってください。↓
https://utsuwasousou.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1514097&sort=n




沖縄の風土を思い起こさせる深く鮮やかな呉須の青。
南の島の大らかな空気まで運んでくれます。
 南城市:眞喜屋さんの工房より




迷いのない筆で描かれる力強く大胆な文様。
食卓でぐんとお料理を華やかにみせてくれる器です。
ほどよい厚み、釉のかかり具合、高台のつくりなど
使い手にも優しいところが
長年使っていても飽きることがない理由のひとつでもあります。



眞喜屋修
1969年 沖縄県生まれ
1994年 沖縄県立芸術大学卒業
1994年 大嶺實清氏(読谷山焼にて修業)
2001年 陶房 眞喜屋を築く
2013年 南城市に工房移転

うつわSouSou | 2019年08月25日 (日) | CATEGORY : 眞喜屋修 お料理を盛ってTRACKBACKS : (0)
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