2018年7月

2018.7.26
青山幸雄:ビアカップ・タンブラー・お皿


銅板の縁を叩き、ほんの少し立ち上げることで、扱いやすくなっています。
お料理やトレー、菓子器にどうぞ。
平面に鎚目で凹凸を作り、黒漆を塗る。さらに研磨したあと、透明の漆で仕上げる。
わずかな凹凸の部分が漆でひきたち、この独特の質感となるのだそうです。
(裏側を見ると、仕事のあとがみてとれます↓)

・鎚目黒漆長四方皿



こちらは鎚目を施していません。
粘性のある黒漆を塗ったあと、薄い銀箔を張っていくのですが
その時、よりがでたり、縮れができたりし、ひとつひとつに偶発的な模様が生まれます。
仕上げには、やや飴色がかった透明の漆を塗ってありますので、お料理を盛るときも安心感がありますよ。
銅・銀箔・漆、これらの異素材が織りなす独特の色みとテクスチャーをお楽しみいただければ、幸いです。
・黒漆銀箔四方皿
 




やや小ぶりな、手のひらサイズの小皿。
こちらは粗く凹凸(鎚目)をのこしたあと、仕上げに透明の漆を薄く塗ることで平坦な銅板が豊かな表情に。
グラスや染付の蕎麦猪口も似合います。
菓子皿、おつまみ皿にもなります。


・角小皿
 

これほど猛暑が続くと、キンキンに冷えたビールでしょう!
今年は新作の八角型ビアカップも届いております。

陶磁器でもガラスでもない、そして銅だから、ということをちょっと超えた特別なビアカップ。
金属特有の口当たりが苦手な方でも、仕上げに漆を塗ってありますので飲み物のお味を損ないません。

冷たいグラスのまわりでは温度も下がり、まわりの空気(水蒸気)も冷やします。
そうすると徐々に表面では水滴が浮かんできますよね。
それを見るだけで人は「冷たい!」ということを触らなくても感じることができるのです。

その演出を見ながらビアカップを手に持つと、さらに驚きの冷たさ。
熱伝導率が高い銅ならでは、なのです。
「見る・触る・飲む」
その行為すべてが脳を刺激して、冷たい飲み物を最高に冷たく感じさせてくれるビアカップです。
ビールだけでなく、冷した麦茶もお水もこれでぜひ飲んでみてくださいませ。
気持ちいいですよ!


*黄色


*青緑


*白
・鎚目ビアカップ


*赤/青緑/白/緑/黒


*ともに黒  シンプル極まるのもよし、エッジが効いているのもよし。


 *青緑/緑


*緑


*青緑


*白
・八角ビアカップ


*黄色


*赤/青緑/緑/黄
・凸線ビアカップ


・黒漆銀箔タンブラー

 
・赤漆銀箔タンブラー 

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うつわSouSou | 2018年07月26日 (木) | CATEGORY : 青山幸雄 2017年 個展・企画展TRACKBACKS : (0)