2017.12.21稲村真耶:小鉢
   
	磁器土にほんの少し陶土を加えることで、青みを帯びてきます。
	さらに、陶土に含まれる小さな石のあとや鉄点も焼成後にはあらわれます。
	張りつめた白磁とも違う、柔らかい表情をした稲村さんの磁器。
	丈夫であり、お手持ちの陶器やガラスの器ともしっくり馴染みます。
	日々自然と手に取っている、そんな器量の良さが魅力的です。
	 
 
	・染付 鳥と桔梗文楕円皿  ¥3,800 (taxin ¥4,104) W19 ×D12.5×H2.8cm
	 
 
	外側は呉須を巻き、見込みには可憐な小花文様。
	和食のお料理屋さんで、最初にいただく「お通しのひとしな」
	そんな使い勝手の良い小鉢。
	
	・呉須巻3寸小鉢 ¥2,400 (taxin ¥2,592)  Φ11×H3.8cm
	
	骨描(輪郭線)せずに、描かれた「福」の字。
	呉須の濃淡は筆の動きそのままの痕跡でもあります。
	お皿をじっと見比べていると、、、丸みのある「福」の文字が少しずつ異なっていることに気づき
	さらに愛らしく見えてくるんです。
	
	軽快でひょうひょうとした器のつくりもかなり個人的ツボです。
	
	・福字文4寸皿  ¥2,400 (taxin ¥2,592) Φ12.8×H1.8cm
	稲村真耶
	1984年 愛知県常滑生まれ
	2003年 愛知県立常滑高等学校 セラミック科卒業
	2005年 愛知県瀬戸窯業高等学校 陶芸専攻科修了
	      陶芸家 藤塚光男氏に師事
	2009年 京都鳴滝にて開窯
	2010年 比叡坂本に築窯
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