2020.2.24
鶴野啓司:作品のオンラインショップは2月25日(火)22時より

NEWSInstagram うつわ SouSou

入荷情報をご覧いただいているお客様、大変お待たせいたしました。
企画展 酒器と趣の器と..より鶴野啓司さんの作品を
2月25日(火曜日)22時より、オンラインショップにアップいたします。

作品一覧ページ内:左欄→作家名から探す→・鶴野啓司
よりご覧になっていただければ幸いです。↓
鶴野啓司 https://utsuwasousou.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=1514154&sort=n
25日(火曜日)22時になりますと、作品がアップされます。
それまでは掲載されておりません。ご了承くださいませ。

ひとつひとつ土を選び、釉薬を選び、焼き方を考えて生まれる鶴野啓司さんの作品。
自らの意思を土と炎に預けることで唯一無二の焼き物が生まれます。
自然界で当たり前に存在する土。
陶芸家にとって、それは当たり前ではないのでしょう。
山肌に隠れるように在る土を見つけ、触り、焼いてみたいと心がはやる。
裏切られることもきっと多いのではないでしょうか。
けれどこんなに正直に美しく焼けた器を最初に目にすることができる作り手は
やはり幸せ者だと思ってしまうのです。

・お酒について鶴野さんに伺いました。

「日本酒は特に好きですね。
冷やで飲むことが多いです。
瓶から直接ぐい呑に注いだり、片口を使ったりとか
その時のぐい呑みによって変えて楽しんでいます。
純米無濾過の生酒が好きなのですが
それぞれの土地で丁寧につくっている酒蔵のお酒はみんなすきです。ありがたいです。
これからはこういったお酒を燗で楽しみをたいと考えているところです。
生酒をぬる燗とかで。楽しみです。

肴は何でも好きなのですが、お魚が特にすきですね。
だから愛媛の人はほんとに心からうらやましいです。いいですね。
素晴らしい酒器展になることを願っています。」

鶴野さんの酒器でお酒をいただきたくなる、そんなお便りです。
 



荒土にポッテリと掛けられた白化粧。
優しく上質な作品から作者の人となりがうかがえます。
貫入、石ハゼ、切れ、ヘラ跡。焼き物の魅力が詰まっていますよ。

 


こちらは、白化粧にちじれ(ちぢれ)が見られます。
マットな部分と艶のある部分が混在していて、お酒を注ぐたびに見込を眺めたくなります。


こちらの4つのぐい呑みはすべて同じ土から作られたものとなります。
鶴野さんから伺ったお話では、、
「須恵器の窯が近くにあるところから採れた土。
須恵器の土はよく焼き締まる火に弱い土であることが多いのですが
やはり火に弱い土です、、窯の奥の温度の低いところで焼いて
上手くいくといい感じに上がります。景色は様々。」
確かに。
表情豊かに焼きしまったもの、霞がかかったように、素地の土がやや透けて見えるもの。
こういうぐい呑は使っていくうちにじんわりと奥ゆかしさがしみいってきそうな気がするのです。




片口もぬっとりと!趣深い。益子須恵器土の片口


「数年前に散歩の途中で見つけた鉄分の強い土の層を気に入って
色々な使い方をしていますが、こちらは化粧として使ってみました。」
鶴野さん談。やや大振りのぐい呑。瓶から直接注ぐのもよろしいかと。



硬質でやや重厚さを感じる器肌。
やがてしっとりと変化してくるであろうことを想像しながらいただくのも愉しみな片口。
大きさといい、持ち心地といい、独酌が似合う酒器だと思います。
 


砂気を感じる荒土に藁灰を掛け
流れた釉薬が見込みに溜まり景色となっています。


こちらは高台まで施釉されたもの。
丸みを帯びた形が藁灰の柔らかな雰囲気と好相性。


粉引碗


藁灰釉平碗


益子須恵器土碗


白化粧灰釉碗


粉引碗
白化粧の中に無数の鉄点。
石ハゼやぷっくり膨らみ「はぜる」手前の部分、さらには口縁の切れなど
力強く、見ごたえ十分な大碗です。

 

 

うつわSouSou | 2020年02月24日 (月) | CATEGORY : 鶴野啓司 お知らせ 2020年 個展・企画展TRACKBACKS : (0)